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沖縄でガーリックシュリンプがなぜ愛されるのか? ハワイB級グルメの代名詞。B級と言っても最上級。ハワイ名物料理は、「殻付き」でないとはじまらない。

ブルーウォーターシュリンプ _ガーリックシュリンプ

■ガーリックシュリンプ、「なんで殻付きなの?」殻付きが大前提の理由。


当店のガーリックシュリンプは【殻】付きで調理するということが大前提になっています。当店はハワイホノルルに本店を構えるガーリックシュリンプ専門店、ハワイでも有名な「ブルーウォーターシュリンプ」の日本・沖縄店になります。本店では殻付きのえびがオリジナルレシピ。「殻付きでないと美味しくないよね」と、本場を知ることお客様から多数お声をいただいてます。

 

ブルーウォーターシュリンプ _ガーリックシュリンプ 


■殻からはうま味のエキスがたっぷり!!


・殻からは“旨み”と“エキス”が出てます。実際にえびのうま味成分の半分は身の部分。もう半分は【殻】から出ている、というデータがあります。えびの旨味を堪能するには【殻】も欠かせない「素材」「調味料」なのです!

・例えば…伊勢エビの味噌汁。美味しいですよねー!殻とミソのエキスのおかげです。また小さいえびでもそれは変わりません。桜えび!えびの風味満点です。「富山の白エビ」なんて、甘くて美味しくてたまりません!

 

えびを殻付きのまま提供するのは、美味しさの追求とご理解いただき、本場のガーリックシュリンプを楽しんで下さい!

 

 

 


■ガーリックシュリンプは本場ハワイの有名店でも「殻付き」を提供。頭付きのところも!


ハワイ・オアフ島ノースショアがガーリックシュリンプ の本場と言われています。彼の地、他のガーリックシュリンプ専門店でも、殻付きのシュリンプがスタンダード。超有名店である、「ジョバンニ」「ロミーズ」は【殻付き】のガーリックシュリンプのみのメニュー。しかも、ロミーズではなんと頭付きも提供しているのです!すなわちこれは、ハワイのガーリックシュリンプには「殻付き」であることが「ガーリックシュリンプ の文化」なのだという証し。

 

 

私がハワイでガーリックシュリンプの食べ歩きをしたときは(全部で12店舗)すべて殻付きのガーリックシュリンプが出てきました。ほかの方の統計では9割殻付き、1割殻ナシ、というデータもありました。【殻付き】を提供するか【殻なし】を提供するかはお店の【哲学】。「殻付きのほうが美味しい」「美味しいものを提供したい」という、“料理の哲学”において、ガーリックシュリンプは殻付きという【文化】を生み出したのだと思います!

 

 

えびの殻には「旨味」と「薫り」がいっぱい詰まっているのです。

 


■「殻付きで提供するとは何事だ!」というお言葉に、私は悲しくなりました。


どなたがが悲しいコメントを残してました。「殻ごと提供するとは何事だ!」「殻を剥かないのは手抜きだ。殻付きのまま提供するとは、仕込みの大事さを再確認した」と。

「えびの旨味」は間違いなく【殻】にも存在し、先人たちは試行錯誤を繰り返し、「殻付き」であることが「ガーリックシュリンプ の文化」を築くのに不可欠であると確信したのだと思います。この確信こそが【哲学】。私もそう思います。「殻付き」こそが正しいとは言いません。「殻付き」の方が美味しい、美味しいものを提供したい、という【哲学】なのです。ただ先ほどの方は、ご自分の趣味嗜好である「殻なし」こそが正しいという大上段に構えた言い草。

趣味嗜好ということで言えば「パイナップル入りの酢豚」は「正しい」のか「正しくない」のか。と同じ論点。どちらも、アリです。正しいか正しくないか、アリかナシか、という結論を導き出すことが間違っている、そう思います。

 

 


■ガーリックシュリンプがB級グルメと言われるゆえんは「手で食べる」料理だから。でも、それこそ醍醐味!


ガーリックシュリンプは、よく「ハワイのB級グルメ」とカテゴライズされます。「B級」という定義にもよりますが、「ちょっとカジュアル」「ちょっとジャンクな感じ」というイメージなんですね。

でも、ガーリックシュリンプって結構手の込んだ料理なんですよ。味は一級品なのに…。

 

 

B級と言われる理由は「手で食べる」から。でもこれこそがガーリックシュリンプの醍醐味なんです!【殻付き】であることを選んだガーリックシュリンプ の苦悩。でも!!殻ごとむしゃむしゃとほおばる。美味しい!殻を手で剥いて、えびのエキスたっぷりのソースをまとわりつかせて、口へ放り込む。うまい!!上品にナイフ、フォークを使って食べるより、手をふんだんに使って、えびを喰らう。喰らいつく!!

上品に食べる、食べやすさ、を優先すれば、「殻なし」でもいいでしょう。でももはや【B級】であることを選んだ、ガーリックシュリンプ には、上等、上品、は似つかわしくないワードなのです。手で食べるからこその美味しさ、これぞガーリックシュリンプ !これを書いていて、いま無性にガーリックシュリンプが食べたくなってきました!!

 

 


■ガーリックシュリンプの食べ方。「殻はどうする?」「殻ごと食べる?」「殻をむいて食べる?」


ガーリックシュリンプを食べるのは初めて!というお客様がたまにいらっしゃいます。そしてよく聞かれるのが「殻は食べるんですか?」「殻はどうするんですか?」という【殻問題】。「殻付きシュリンプ」のままで調理はするが、果たしてそのまま食べるのか?

実は私は、殻をむいて食べます。妻は殻ごと、ばりばりむしゃむしゃ食べます。そして怒られます。「なんで、殻食べないの??美味しいのに!!」

これこそが答えなんです。

 

【殻問題】の答え➡「人それぞれでいいんですよ!」

 

私は、えびの身のぷりぷりした感じを“堪能”したいので、美味しいとわかっていますが【殻】の存在は少し邪魔なのです。身だけを、「殻付きのシュリンプ 」で作ったソースにたっぷり絡ませて食べる。これでいいのです!!

妻は、【殻】の旨味も風味も“味わいたい”ので、【殻】ごと食べるのが、“正しい食べ方”と思っているのです。だから【殻】を食べない私は“邪道”。だから私の食べ方は怒られるのです(笑)。

 

当店のガーリックシュリンプは一回“素揚げ”しています。殻はある程度パリパリに仕上げてから調理してます。【殻】ごと食べらるように“仕込み”をしておりますので、殻を食べたい方は食べる。殻は嫌だなという方はむいて召し上がってください。

 

  

 


■殻ごと食べる!!殻にはうま味も、栄養も満点!


・えびの身には旨味成分として、アミノ酸であるグリシン、プロリン、アルギニンが多く含まれています。身だけでも充分美味しいというのも1つの事実。

・えびの殻には、旨味としてタウリン、グルタミン酸、ロイシン、そして赤い色の元になっているアスタキサンチン、そしてカルシウムが多く含まれています。

 

===えびの旨み成分、アミノ酸の含有量===

・えびの身のグリシン        25%

・えびの殻のタウリン・グルタミン酸 25%

 

 

上記で旨味成分の半分になるというデータがあります。プロリンは甘みとなり、アルギニンは苦味となるので、旨味からは除外させてもらってます。このデータでお分かりのように、「殻」を取るのはあまりにもったいない!「グルタミン酸」はあのうま味調味料と同じ成分。美味しく、旨味たっぷりに調理するならば、「殻」は最高の「調味料」なのです。合成の旨味調味料に頼り切る昨今の料理界。「ありのままの姿」である「殻付き」こそ、身体にも良い、健康的な料理法であると私は思ってます。

さらに、実は、わたくしが最近、注目しているのが「殻にたっぷりとあるカルシウム」。近年、カルシウムが「甘味」「酸味」「塩味」「苦味」「旨味」に続く第6の味覚という研究もなされているんです!人間というより、動物はカルシウムが不足していると脳が感じると、「カルシウムを摂取しに行く」という行動に出るというのです。脳が必要とするものは報酬系として「快楽」を感じます。すなわち「旨い!」と感じるということ。「カルシウムを摂りたい!」が「カルシウムは美味しい」に変換するのです。これはちょっと面白いと思いませんか?カルシウムが「うまい」と感じるならば、それこそ「旨味成分」ですものね!

 

【殻】をそのままに調理すれば、【殻】に含まれる様々な「旨味成分」を“堪能”することができるのです。さらに【殻】を食べればなおさら(笑)。

 

「殻は剥かない」ガーリックシュリンプ。食べづらさもハワイのガーリックシュリンプを楽しむ醍醐味!そうご理解していただき、ご来店ぜひお待ちしております!

 

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