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■ハワイの揚げドーナツ「マラサダ」。沖縄でも大人気。ブームが過ぎて本当にお美味しいお店が生き残ってます。「マークマーシュ」のこだわり本格マラサダをどうぞ!


■ハワイで大人気!ハワイの揚げドーナツ「マラサダ」


「マラサダ」はハワイの揚げドーナツのこと。元々はポルトガルからの移民の方々がハワイで広めたものなんです。中はふわふわ、外はカリカリ。の地元ロコたちが大好きなスハワイアンスイーツです。

 

観光客の人たちも必ずと言っていいほど、買い求める「ハワイの人気おやつスーツ」。ガイドブックには必ず「パンケーキ」特集、そして「ガーリックシュリンプ」特集と同じように「マラサダ」特集が組まれるほど。ハワイのふんわり小麦粉スイーツといえばパンケーキですが、同じくらい大人気。マラサダが美味しいお店として一番有名な「レナーズ」。こちらのお店は朝から大行列。地元ロコから、観光客の人たちが朝食代わりにたくさん買い求めにやってきます。

パンケーキと違うのは片手に持って食べられるいわゆる「フィンガーフード」ということ。歩きながら気取らず食べられる“お手軽朝食”としてとっても大人気なんです!

 


■マラサダの歴史、起源


今や、すっかりハワイの大人気スイーツとして有名なマラサダですが、その歴史はちょっとほろ苦い感じなんです。移民の人たちは1880年代にプランテーションの労働者としてうヨ―ロッパ大陸のいろいろな国から移住してきたと言われています。

その時代、「開拓」という言葉は、大きく輝いていたのでしょう。希望。未来。富。今も昔も、人間が追い求める「夢」を全て内包した言葉だったに違いありません。

この日本からも明治に入って、日本全国からハワイへ移住をした人たちが大勢います。沖縄とハワイのつながりは特に有名で、時代を降り、太平洋戦争後、食物難に喘いだ沖縄へハワイのウチナーンチューたちが「豚」を何百頭も送ったというのは、沖縄の人なら誰もが知っている有名な話です。今も沖縄とハワイは友好姉妹都市として深い絆で結ばれているんです。マラサダを食べながら、こんな歴史に想いを馳せる。甘いマラサダが涙でちょっとしょっぱくなってきた…。

 


■マラサダのメニュー


マラサダの生地そのままの味を楽しんじゃおう!って感じの味付けになってます。だからこそ、美味しい小麦粉、美味しいバター、美味しいイースト菌。材料はこれだけではないのですが、シンプルゆえに素材全てに拘って作らないと。美味しさが出ないのです。

    

■マラサダは基本的にシュガーが周りにまぶしてあります。

・シュガーがプレーン的存在です。

・シナモンたっぷりのシナモンシュガー

・ココナッツシュガー

・最近は抹茶味とか

・ヘルシーなごま

・きなこ

・カスタード

なんて、多方面に渡り、アレンジされています。パンケーキもホイップがあったり、チョコバナナがあったり、マカデミアンナッツっクリームがあったりと、進化していますものね!マラサダも進化し続けてるんですよ!

 


■持って帰ったマラサダを美味しく食べるマル秘テクニックを大公開!


マラサダは揚げたてが一番美味しい!のですが、お持ち帰りいただいても、揚げたてのように美味しく食べられる方法が実はあるんです!そのマル秘テクニックを大公開しちゃいますよ。

マラサダは油で揚げているので、時間が経つとどうしても油がにじみ出てきてしまいます。

これはどうしようもない事実。残念ながら今の時代のヘルシーな感じとはちょっと程遠い食べ物ですが、アメリカ的な感じということでご了承ください笑! それでも油がどうしても気になるという方は、持ち帰ったらすぐにまず袋から取り出してキッチンペーパーを敷いたお皿などに移し替えて置いてください。これで少し油が抜けます。これもポイントの一つです!

POINT

その1 電子レンジで温めましょう!

電子レンジで温めると、“ふわふわ”の食感になります。マラサダの美味しさは“中はふわふわ、外はカリカリ!”がポイント。カリカリは復活とは行きませんが“ふわふわ”感は満点。まるで羽毛布団のようにふっくらしてきますよ(笑)ワット数にもよりますが、15秒くらいであつあつフワフワになります。

 

POINT

その2 トースターでちょっとだけ焼く

約50秒ほど温めてください。周りがカリっとして揚げたてに近い食感になります。ただ1つだけ注意が必要です。周りにまぶされているュガーが焦げてしまうことがあるので長い時間は要注意!またシナモン、ココナッツなどのフレーバーの場合も注意。これらの香りは熱に弱いので、風味が少し飛んでしまうので気をつけてくださいね。

 


■年に一度マラサダの日があるって知ってました?「マルディグラの日」こそ、マラサダをたらふく食べていいんです!幸せのマラサダの日!


 

マルディグラといえばニューオリンズのカーニバルが有名ですが、元々はフランス語で「肥沃な火曜日」という意味。キリスト教カトリックの行事に由来するのですが、簡単にいうとクリスマスの後、禁欲的な食事制限をしなければならない期間があり、その前に行うのが「謝肉祭」。その最終日の前日に、バターとか、卵とか、そして小麦粉とかを余らせないように、「全てを食べてしまおう!!!」という日が「マルディグラ」。

アメリカ本土では「パンケーキチューズデイ」とも言われており、パンケーキだけでなく、まさに小麦粉、バター、卵を全部使えばマラサダが出来上がるので、ハワイでは「マラサダの日」と呼ばれているのです。この日はハワイ全土が面白いくらいにマラサダ一色に染まります。朝昼晩、マラサダを食べる家庭もあるようです。流石にちょっと1日全部マラサダは「うぷっ!」って、なっちゃいますけどね笑。それくらいハワイの人はマラサダが好きなんです笑!「ギルトフリー」なんて言葉が流行り、マラサダは罪悪感溢れる食べ物ですが、この日だけはマラサダまみれなんて、ちょっと羨ましい過ごし方かも!


■マラサダの作り方、マラサダのレシピ大公開!


ご家庭でも美味しいマラサダを作ることができます。分量はちょっと伏せさせてくださいね。これがバレると、お店存亡の危機になっちゃいます。商売あがったりですから笑!

簡単なレシピを公開しちゃいます!

 

・小麦粉((強力粉)

・バター

・牛乳

・砂糖

・塩

・イースト菌

 

よく混ぜてこねて、発酵させる。基本はパンと一緒なんです。1次発酵させて、小さく整形してから2次発酵させる。美味しいイースト菌を見つけてくるのもポイントの一つ。市販でおすすめなのが「サフ」。「saf-instant」という商品です。

「赤サフ」「金サフ」ありますが甘いお菓子には「金サフ」がおすすめ。普通のスーパーには売っていませんが、高級食材スーパー、あとはネットとかで購入してみてください。イースト菌でこんなに変わるのかというくらい、おいしく仕上がります!